2007年9月定例会一般質問
「NTT西日本研修センタ跡地活用について」


○29番(中西大輔君)  
それではかわりまして,次の質問に移らせていただきたいと思います。
 次の質問についてですが,NTT西日本研修センタ跡地利用に関連してですが,さきの6月議会で3年,9億円の補助を議決しました。また,これについて は,その金額について妥当性についての是非が問われているところですが,鈴鹿医療科学大学による薬学部の開設も来年4月に控えた現在,鈴鹿市は,大学当局 とどのような連携,情報の交換を行っているのか説明を求めます。
 また,鈴鹿市は大学側との地域協定に基づき,積極的に今後の連携及び活用法などを提案してよいのではないかと考えますが,その点についての見解の説明を求めます。


○議長(大西克美君)  市長。
               〔市長 川岸光男君登壇〕
○市長(川岸光男君)  それでは,NTT西日本鈴鹿研修センタ跡地の活用について,鈴鹿医療科学大学との連携は,どう図っているのかという御質問に,御答弁を申し上げます。
 鈴鹿医療科学大学薬学部につきましては,市議会に報告させていただいておりますとおり,平成20年4月開学に向け,大学におきまして,鋭意準備を進めており,本年6月30日までに,文部科学省への大学設置認可申請を終えております。
 現在では,建設工事等の入札を終え,NTT西日本鈴鹿研修センタ跡地におきまして,着々と改修整備が進められているところでございます。
 本市といたしましては,さきの6月市議会定例会で御承認をいただきました予算に基づく補助金交付手法を,同大学との調整のもと整備をし,また,7月10 日には,薬学部の設置に際するNTT西日本鈴鹿研修センタ跡地及び周辺の活性化を図ることを目的とした協定を,大学との協議を経て締結するなど,鈴鹿医療 科学大学とは,その都度,情報交換など,連携を図るように努めてまいりました。
 協定におきましては,薬学部の施設につきましては,平成16年3月に,NTT西日本鈴鹿研修センタ跡地土地利用転換計画策定協議会が策定をしまし た,NTT西日本鈴鹿研修センタ跡地土地利用転換計画策定事業報告書の土地利用構想に基づきまして,建物がすぐれた環境の中に点在するような,開放的な, 公園的な空間の創出に努めることや,地域とのさらなる連携・貢献を促しており,薬学部設置によります地域の活性化に期待をしているところでございます。
 なお,協定の具体化につきましては,私立学校の特性を考え,その自主性を重んじ,公共性を高めることによって,学校の健全な発達を図るとする私立学校法を遵守し,適切に図ってまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。
 なお,詳細につきましては,企画財務部長より答弁をいたさせます。

○議長(大西克美君)  企画財務部長。
            〔企画財務部長 長谷川正人君登壇〕
○企画財務部長(長谷川正人君)  それでは,鈴鹿医療科学大学薬学部開学に向けての連携につきまして,答弁申し上げます。
 本市には,四つの高等教育機関があり,本市にとりましては,大きな強みであります。その強みを生かすために,それらの高等教育機関と連携し,活用することが必要であります。
 過去の鈴鹿医療科学大学や鈴鹿国際大学の誘致時にも,そうした考えを基本的に据えておりまして,その意味で,また,補助金の公益性をより高める意味で,誘致した大学の経営に当たる学校法人とは,大学側の地域貢献を促すための協定を締結してきております。
 学校法人鈴鹿医療科学大学とは,大学がまだ設立準備室の段階でありました平成元年6月に,最初の協定を締結したのに始まり,大学が設立された後の平成3 年5月に,改めて協定を締結し,平成15年4月には,さらなる地域貢献を促すための協議の場の設置を明確にした協定の再締結をしてきております。
 そして,先ほど市長が答弁申し上げましたとおり,来年4月の同大学の薬学部設置に当たり,また,そのための補助金支出に当たりまして,本市の活性化への 地域貢献を促すことを目的に,鈴鹿医療科学大学薬学部設置に関する協定書を,この7月に学校法人側と改めて締結いたしました。
 協定の内容につきましては,さきの6月市議会定例会時に,議員の皆様にお示しさせていただきました協定案と,ほぼ同様でございますが,今後,大学と市議 会との交流を深めることも必要との御意見もちょうだいいたしましたので,鈴鹿市議会との会議の場を定期的に確保し,交流推進に努めることを追加いたしてお ります。
 本協定の実行には,市及び大学におきまして,それぞれの責務を果たすべく,今後,連携して取り組んでまいりますが,開学前に考慮しておく必要があるとさ れる事項,特に薬学部施設の開放的・公園的空間の創出,大学図書室の市民への開放など,施設整備と深くかかわる事項につきましては,適宜確認・提案するな ど,連携を持って進めてまいりたいと考えております。
 また,開学後の連携につきましても,地域の活性化と教育・文化の振興のため,大学と市との連携と協力を深めることを目的として,定期的に開催しておりま す学官連携協議会議や,市内企業や教育研究機関との交流により,新たな製品・技術等を創出することを目的とした鈴鹿産学官交流会を活用し,それぞれの課題 の提示や意見交換を行い,地域一体となった今以上の良好な関係を構築してまいりたいと考えております。
 なお,協定内容の具体的な展開につきましては,大学の自主性を尊重しながら,大学が地域に根づき,地域に開放された身近な存在となるよう,大学と協議を重ねながら進めてまいりたいと考えておりますので,よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。

○議長(大西克美君)  中西大輔議員。
              〔29番 中西大輔君登壇〕
○29番(中西大輔君)  確認をさせていただきたいのですが,鈴鹿市議会との会議の場を定期的に確保し,交流推進に努めることと協定に追加されているこ とについては,これは,大学側の責務と認識しますが,このことが適切に行われるかどうかについてチェックすることは,市の責務の一部であると思いますが, それでよろしいでしょうか。

○議長(大西克美君)  企画財務部長。
○企画財務部長(長谷川正人君)  鈴鹿医療科学大学との協定に関してのチェックについてでございますが,議会との交流推進のみならず,市としましては,協定順守に向けた働きかけや,実行に対する検証を行っていくべきものと考えております。
 ただ,協定事項の実施現場への立ち会いといったことは,そこまでは必要ないと考えております。つまり,例えば施設の市民開放といった事項がございます が,市民が大学施設の利用を望み,許可された現場に,常に市が確認のためにおるといったようなことは必要はないと考えておりまして,ただ,利用を申し出た ものの,理由もわからないまま利用されていただけないなどといったような話がありましたら,市として大学側に調査を行うなどの活動を行うことが大切だと 思っております。
 したがいまして,議会と大学の交流につきましても,実施に当たりましては,基本的には議会事務局と大学の協議により進めていただければよいものと考えて おりますし,内容として,行政側も把握しておく必要があるというような内容でございましたら,同席するのがよいと考えております。

○議長(大西克美君)  中西大輔議員。
              〔29番 中西大輔君登壇〕
○29番(中西大輔君)  わかりました。
 それでは,次にですが,具体的に来年4月の学部開校に向けて,市としては何らかの提案を大学と協議,もしくは提案されているのかお答えください。


○議長(大西克美君)  企画財務部長。
○企画財務部長(長谷川正人君)  現在までのところでは,来年の開校に向けてというよりも,補助金の支出の手法とか,そういったことの事務的な話し合いをしてまして,今後に向けましては,早急に学官連携会議を開きたいということで,大学側と日程調整を行っております。
 そういったところでは,先ほども答弁の中で申し上げました,図書室の開放をどうやっていくのか,それから,開放的な空間をどうつくっていくのかといった ような内容等について確認をしたいと思っておりますが,何分にも現在のところ,大学側が夏休みに入っているという状況で,なかなか人が集まりにくいという 現状がありまして,まだ,日程調整が進んでおりません。
 以上でございます。

○議長(大西克美君)  中西大輔議員。
              〔29番 中西大輔君登壇〕
○29番(中西大輔君)  それでは,一つ提案させていただきたいことがあるのですけれども,4月の開学時は,ちょうど施設の財産であります,これは策定 の転換計画の中にも多数出てきますが,桜並木というのは,非常に財産であると出てきています。これの開花時期にちょうど開学当たりますので,現在は中断し ていますが,それまで行われてきた桜祭りというのは,やはり地域の住民の方が心待ちにしているものでありますから,鈴鹿市は,その思いにこたえるためにも,桜祭りの開催を大学側に提案し,協議をしていっていただけないかということを提案させていただきます。
 それでは話の方,ちょっと変えさせていただきまして,次に,ほかのゾーンについて,計画の進捗状況及び活用法について,どのような現況であるかの説明を求めます。
 また,あわせてNTT西日本鈴鹿研修センタ跡地土地利用転換計画の再評価はあり得るのかについての説明を求めます。


○議長(大西克美君)  企画財務部長。
○企画財務部長(長谷川正人君)  それでは,NTT西日本鈴鹿研修センタ跡地の大学用地以外のゾーンの整備についてでございますが,昨年12月市議会定 例会におきまして,竹口議員の方から一般質問をいただきまして,それに答弁を申し上げておりますが,それ以降の状況につきましては,大きな変化はございま せん。
 本市といたしましても,鈴鹿医療科学大学薬学部の整備が進められ,同学部が開校した後も他ゾーンを放置しておきますことは,周辺や薬学部のイメージにも よい影響を及ぼさないと考えますし,薬学部と連携した活性化が早く図られるためにも,早期に計画を具体化する必要があると考えております。
 このような中,同跡地南側の健康・福祉ゾーン及び新産業展開ゾーンにつきましては,本年7月末に地権者でありますNTT西日本から鈴鹿医療科学大学薬学 部の設置計画が確定しましたことや,以前から独立行政法人都市再生機構に委託しながら進めてきておりましたゾーニング等の土地利用の具体的方策につきまし て,市に対して近々に考え方を示したいと申し入れがございました。
 NTT西日本は,平成16年度に一度,三重県,愛知県,岐阜県に所在する企業に対して,同跡地への進出の意向及び進出する場合のニーズについてのアン ケート調査やヒアリング調査を実施しておりますが,薬学部の設置が確定するなどの状況の変化もありますことから,本年度に再度,民間事業者に土地譲渡に向けた具体的な意向調査を行いたいという話もございました。
 また,大学用地の北側の防災型広場ゾーンや新産業支援ゾーンにつきましては,市が中心となって整備を進めていくことがよいだろうと考えておりますことから,今後,その整備手法につきまして,担当部局におきまして検討していく必要があるものと考えております。
 いずれにいたしましても,薬学部の設置に伴いまして,より具体的な土地利用が推進できますことから,早期整備着手につながる結果を期待しているところでございます。
 以上でございます。

○議長(大西克美君)  中西大輔議員。
              〔29番 中西大輔君登壇〕
○29番(中西大輔君)  それでは,今,答弁の中にありました7月末のNTT西日本からの土地利用方針について提案をしたいという申し出があったことについて,簡潔に補足を加えていただきたいと思います。

○議長(大西克美君)  企画財務部長。
○企画財務部長(長谷川正人君)  ただいまも答弁中で申し上げましたが,具体的な中身はございませんでして,近々,以前から行ってきた検討の内容を市の 方へ報告したいということで,その場にはNTT西日本が委託を出しておりました都市再生機構の方も同席させてほしいということで,7月末には,その都市再 生機構の方もみえて紹介をされたといったような内容でございまして,まだ具体的なもの,それから近々と言いながら,日程がいつになっているかという状況までは,まだ至っておりません。

○議長(大西克美君)  中西大輔議員。
              〔29番 中西大輔君登壇〕
○29番(中西大輔君)  ありがとうございます。
 今,答弁を一通りちょっと聞かせていただいていて,ちょっと感じたことですけれども,部長は,平成16年6月説明会があった時点では,企画課長だったと覚えていますが,その際に,白子の市民センターで行われた説明会に,私の方も参加させていただきまして,そのときからずっと感じていることなんですけれども,鈴鹿市は,この問題について,他人任せで自分たちの町の問題として取り組んでいないような印象をずっと受けています。
 そこで,まず,基本的な部分を確認させていただきますが,NTT西日本鈴鹿研修センタ跡地土地利用転換計画策定について,その当時というか,16年の報 告書のうち,当時,竹内会長の言葉にあるように,事業主体は鈴鹿市との認識でという言葉があります。これについて,どういうふうに考えてるかということを お聞かせいただきたいですし,また,その上で考えていくのであれば,市は転換計画の実現について応分の責務を持っていると認識させていただきますが,それでよろしいですか。あわせて,今回の答弁についても転換計画に沿った上での答弁と考えさせていただいてよろしいのか,答弁をお願いします。


○議長(大西克美君)  企画財務部長。
○企画財務部長(長谷川正人君)  転換計画を策定するときに,この策定委員会の委員長をしていただきました岐阜大学の竹内先生から,そのような考え方を私の方は聞いております。
 ただ,以前からも,答弁の中でいろいろな一般質問の答弁,昨年の12月議会の竹口議員からの質問の中での答弁の中でも言わさせていただいておりますが, あくまでも,転換計画作成したのは市と,それから国土交通省からの補助金,それからNTTの分担金という形でつくっておりまして,策定の事業主体として は,鈴鹿市が行ってきております。
 ただ,策定の入る段階で,鈴鹿市として鈴鹿市所有の土地でないところの計画をつくるということに多少問題があるんじゃないかということがありまし て,12月議会で市長からも答弁していただきましたように,あくまでも紳士協定のようなもの,拘束性を持たない計画として作成するということで,基本的に は地権者であるNTT西日本の判断に沿って進めていくということになっております。
 ただ,NTT西日本としましては,これも再三,御答弁申し上げてきましたが,社内として,この転換計画に沿って計画の跡地の利用を考えていくと,検討していくということで,社内合意をとって進めております。
 したがいまして,そういった現在の環境を考えまして,この土地利用転換計画につきまして,改めて再評価,見直しをするというようなことは,現状では考えておりません。
 ただ,NTTが進めていく中で,計画に合致する土地の利用者があらわれるかどうかといったような課題がまだまだございます。完全な計画どおりに進むという確約はできません。
 そうした場合でございますが,若干は先ほどのNTT西日本の判断を尊重してまいりたいと申し上げましたが,NTT西日本の方から,計画の修正提案がなされるということも今後考えられますので,その場合には,市議会の皆様にも御報告させていただきたいと考えております。
 よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。

○議長(大西克美君)  中西大輔議員。
              〔29番 中西大輔君登壇〕
○29番(中西大輔君)  今,答弁いただいた内容についてなんですけれども,転換計画に沿ったものというところの内容についてなんですけれども,転換計 画,最終ページ,68ページの中に,行政(市の役割)として,市民の合意のもと,本計画の基本構想を確立し,長期的に構想管理を行うこと,また,土地所有 者と緊密に連携し協議を行い,まちづくりや地域産業への波及拡大を図るための事業進捗の状況に応じた枠組みや目標の設定を行っていくことというのが行政の 役割となっています。対して,土地所有者の役割というのは,この中では,事業展開の早期実現を目指し,これをバックアップする条件を柔軟に組み立てていく こととなっていますので,今,部長に答弁していただいた内容では,ちょっと重ならない部分があるのではないかなと感じました。
 それで,そこからやっぱり見えてくることは,市の,この計画に対してのスタンスというのは満足できるものでは,当然あり得ないと。これから財政で9億円 ――3年間で9億円出すことについて,このような状況では,やはり説明はできないです。市民に対しての説明責任もやっぱり議員は負うことになっていますか ら,そのあたりはよく考えてください。
 また,転換計画に沿ったものと考えたときに,答弁中,地域一帯,地域という言葉が出てくるのですけれども,この地域について,具体的にどのように把握されて地域という言葉を使われているのか,それもお聞かせいただきたいと思いますので,お願いします。


○議長(大西克美君)  企画財務部長。
○企画財務部長(長谷川正人君)  先ほど議員の方から言われました,転換計画の68ページ,そういったところには確かに書かれております。ただ,これは 策定の報告の提出者,見ていただいてもわかりますが,協議会として,先ほども申し上げましたが,そういった御意見いただいて,ここに書かれているというの も十分認識しております。
 ただ,市としては,民間の土地は民間で主体的にやっていただきたいということで,ずっと過去からの答弁をそうやってさせていただいておりますが,現状でも,基本的には所有者でありますNTT西日本主体で取り組んでいただきたいと考えております。
 したがいまして,したがいましてというか,計画はそうやってなっておりますが,民間の方で,NTTの計画を今後聞いて,それに対して市としてどういった対応ができるかというようなところを検討していきたいと思っております。

○議長(大西克美君)  中西大輔議員。
              〔29番 中西大輔君登壇〕
○29番(中西大輔君)  再評価について行わないということで考えてるというふうなことなんですけれども,転換計画を取り巻く社会的な状況というのは, 策定時期に比べて大きく変化しています。もちろん近隣の住宅地,旭ヶ丘地区の住宅地の開発状況を見ても,人口がかなり増大することは間違いのないことですし,大学に6年間,600人来ることになれば,それだけでも人の数は多くなってきます。ということは,これは単に人口を見るだけでも,やはりこれは再評価 をしなければいけない状況ではないかと認識します。もともと周辺地域は人口集中地域であり,それに加え,また,東海・東南海地震の対応はもちろんあります し,今回も議会の方の要望で野球場設置,提出されていますが,この野球場に加え,グラウンド,体育館,このような施設も,施設的にはかなりいいものである と,価値のあるものであると,転換計画の方の中にも,報告書の中にも出ていますから,その意味でも再度,再評価を行うことが重要でないかと考えます。
 また,コンパクトシティという考え方から考えても,人口密集地で,あれだけのくつろげる空間というのは,これから確保するのが難しいのではないか,そういうことから考えると,もう一度再評価をお願いしたいと思います。
 NTTさんは,かなり意識されているんですけれども,課長は,16年6月の説明会のときに,現在の報告書は構想の段階であり,今後具体的に進めていく中で,市民の意見を聞いていきたいというお答えをされてるわけですね。ですから,このあたりについて,再度,意思の方を確認させていただきたいと思いますので,答弁お願いします。


○議長(大西克美君)  企画財務部長。
○企画財務部長(長谷川正人君)  NTT跡地の全体としまして,今,残ってきておるのが南側,それからもう一つ野球場,それから産業支援ゾーンといったところが,今後に残ってきております。
 産業支援ゾーン,それから防災型広場ゾーン,こういったところにつきましては,当然,先ほども申し上げましたように,市の方が中心になって進めていく ゾーンだと考えておりまして,市民の方の声を聞きながら,どういったものかというのを進めていく必要があるかと思っております。
 それから,南側につきましては,市民の御意見を聞くという話でありますが,基本的には,NTT西日本がここについては検討していくということも,あわせ てずっと説明してきておりまして,結果的には,先ほども今回の報告が,NTTの方から話がありましたら,議会の方へも報告をさせていただきますという答弁 させていただきましたが,そういったことで,現在,どういう状況にあるかというのは,オープンにしながら説明をしていきたいと思っております。

○議長(大西克美君)  中西大輔議員。
              〔29番 中西大輔君登壇〕
○29番(中西大輔君)  最後になりますが,そのようなことも含めまして,グランドデザイン,鈴鹿市全体のグランドデザインの中からどうのようにあるべきかというふうな観点をやっぱり考え直さないといけない。その中で,NTT西日本鈴鹿研修センタ跡地土地利用転換計画の再評価と再検討に取り組んでいただくよう,改めて鈴鹿市行政に提言し,私の質問を終了させていただきます。

○議長(大西克美君)  これにて,中西大輔議員の質問を終了いたします。
 この際,暫時休憩いたします。
 再開は16時といたします。